<癌予防に一番効果があることは何ですか?>

禁煙です。それと、タバコの煙を避けることです。喫煙者は、タバコを吸わない人と比べて男性で4.8倍、女性で3.9倍肺癌で死亡するリスクが高くなると言われています。「喫煙が原因」と判断できる根拠が十分にある癌だけでも、肺癌、喉頭癌、食道癌、膵臓癌、口腔癌、中咽頭癌、下咽頭癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、腎細胞癌、胃癌、肝臓癌、白血病があります。

おそらく喫煙が原因だろうという癌は、ほぼ全ての癌とも言われています。

また、本人が吸う主流煙よりも、副流煙(周りの人が吸ってしまう)の方が、害が多いです。発癌物質のタールは副流煙の方が主流煙より3.4倍、ニトロソアミンは52倍多く含まれるというデータがあります。吸いたくないのに吸ってしまう(受動喫煙)ことにより、心筋梗塞による死亡は1.2~1.3倍、脳卒中による死亡は1.8倍、肺癌による死亡は1.2倍になると言われています。喫煙は他人にも迷惑をかけるので、「個人の自由」と言い切ることは難しいと思われます。