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​<ポリファーマシーについて>

日本は超高齢社会に突入しています。年齢を重ねるにつれて様々な病気をかかえ、薬をたくさん服用(ポリファーマシー)されている患者さんがいらっしゃいます。こんなに飲んでいたら薬だけでお腹がいっぱいになるのでは?という程飲まれてる方もいらっしゃいます。お腹がいっぱいになるだけではなく、薬の副作用、相互作用というデメリットがあります。「なんで飲んでいるのかわからないけど、ずっと飲んでいます」という患者さんは結構いらっしゃいます。本当に必要な薬は飲んだ方がいいですが、飲まなくていい薬は当然飲まない方がいいです。ちょっと頭が痛い、ちょっと眠れないという訴えに対して、すぐ薬を出す医師がいます。患者さんの要望が強いのでしょうか?私は薬の必要性、不必要性について患者さんにお話しします。よく話し合いながら処方していきたいと思っています。笑い話しのようですが、実際に便秘の薬と下痢の薬を一緒に飲まれていた患者さんもいらっしゃいます。
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