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<開業して4年が経ちました>

2020年(令和2年)1月14日に開業して、おかげさまで4年が経ちました。

スタッフを含め、引き続き多くの方々、周囲の医療機関、連携医療機関等に助けていただいております。

誠にありがとうございます。

この場をお借りして感謝申し上げます。

いつもそうですが、昨年2023年は特にスタッフ、かかりつけの患者さんに救われた事がありました。スタッフ、当院にかかって下さる患者さんに対して引き続き全力で尽くしていきたいと思います。

恒例ですので、症例等を振り返りたいと思います。

①日帰りの内視鏡治療(大腸ESD​​)において、53㎜大の病変を合併症なく治療することができました。

症例をよく検討した上で可能な限り、

負担が少ない、「入院無し」での治療を行っていきたいと思います。

健診でCTまで受けたが腹痛の原因がわからない、と画像を持ってきていただいた患者さんのCT画像を拝見すると、腹痛の原因がわかった症例がありました。

→「読影」といって、CT等の画像を放射線科医が見てくれるのですが、通常は短時間で大量にみるため、指摘されないこともあります。後医(後から患者さんを診た医師、数件回って最後に患者さんを診た医師)の方が前情報があるため有利です。別に後医ではなくとも、何かおかしいと思ったら、かかっている医師に何度か尋ねましょう。

③どの病院で大腸カメラを受けても入りにくく、疼痛が強いため大腸カメラから遠ざかっていた患者さんですが、当院で大腸カメラを受けて、「検査が怖くなくなった」とおっしゃいました。他の患者さん同様、鎮痛剤、鎮静剤は使用しておりません。

→手術後等で、臓器間の癒着が強かったり、巨大な子宮筋腫で腸管を圧排しており物理的に通常の大腸カメラが入らない患者さんは、総合病院等で施行できるダブルバルーン内視鏡を案内しております(院長はダブルバルーン内視鏡を行えますが、当院にはダブルバルーン内視鏡は置いてありません)。

④胃カメラにおいても、つらいので検査から遠ざかっていた患者さんが、当院で受けたら「これだったら毎年受けられそうです」とおっしゃいました。

→当院は、他のクリニックよりも径の太い、「拡大内視鏡」を使用しており、鎮静剤も使用していませんが、カメラの操作とスタッフの介助、患者さんの協力により、上記のように言っていただける患者さんもいらっしゃいます。他の記事にも書きましたが、でも胃カメラは楽ではないですよ。

⑤新型コロナが5類になりましたが、かかりつけの小児科は発熱外来の時間しか受けてもらえずに当院を受診された発熱の患者さんがまだいらっしゃいました。

→昨年も書きましたが、当院は発熱外来の指定医療機関ではなく、新型コロナのPCR検査は行っていませんが、発熱の患者さんも診察しております。

新型コロナ陰性、季節性インフルエンザ陰性だからといって、発熱患者さんはそれで終わりではないはずです。発熱して、検査キットで陰性が出ても、他の腹痛など症状があれば、その場で症状を必ず訴えて下さい。

検査だけ受けるのであれば、きちんとした検査キットを使用すれば

医療機関に行く必要はないと思います。

⑥2023年も数㎜大の早期胃癌を発見し、当院で日帰り治療できました。

​きちんと定期的に検査を受けられているので、治療時の負担が非常に少ないです。

⑦また、鍼治療も開始し、耳鳴りが軽減した患者さんや、頭痛の頻度が減った患者さんがいらっしゃいました。

引き続き、当院でできることを行っていきたいと思います。

何かございましたら、ご遠慮なく受診、相談して下さい。

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